事前に知っておきたい葬儀備品

通夜や葬儀・告別式では宗教や宗派による違いはあるものの、祭壇の飾りつけや花、お棺などがあることに大きな違いはありません。しかし、それぞれに種類やグレードがあり臨終からお通夜、葬儀までの短い時間に選ばなくてはならないので、事前に葬祭備品にどんなものがあるのかを知っておくと慌てずに済みます。

まず、葬儀の顔となる祭壇です。祭壇は遺影を中心として神仏に供物を捧げることを目的としてつくられたもので葬儀の中心的な存在となります。一般的に広く知られているのが仏式、神式、どちらでも用いることができる白木祭壇です。飾り彫りなどが施された伝統的な祭壇として厳かな儀式にぴったりと合うものです。最近では生花で祭壇を埋め尽くすような祭壇も流行りとなっています。また、故人が愛したものを飾るなどオリジナルな祭壇も増えています。

遺体を納めて安置しそのまま霊柩車に乗せて火葬場まで運ぶことになるお棺は素材や彫刻の有無などによってさまざまな種類やグレードがあります。一般的には檜などの無垢材が使用されますが、豪華な刺繍を施した布張棺や保管に場所をとらない組み立て式の安価なお棺などもあります。火葬した後に遺骨を納める骨壺にも豊富なバリエーションがあります。最近では白瀬戸、大理石、九谷焼、瑠璃、青磁、などの素材の違いだけでなく、カラーや模様などで選ぶこともできます。